「姿勢を意識しているのに安定しない」
「トレーニングしても下半身が変わりにくい」
そんな悩みを抱えている方が、意外と見落としているのが“足”です。
足は、体で唯一、常に地面と接している部分です。立つ、歩く、走る。すべての動作は、足元から情報を受け取り、全身へ伝わっていきます。ここが乱れていると、どれだけ上半身を鍛えても、体は思うように変わりません。
足は「支える土台」
家に例えるなら、足は基礎部分です。基礎が傾いていれば、柱や壁をいくら補強しても、全体は安定しません。体も同じで、足の使い方が崩れていると、膝や腰、背中、首まで影響が広がります。
特に多いのが、足裏の一部だけで体重を支えている状態です。かかとや親指側に偏ると、体はバランスを取ろうとして、余計な力を使います。その結果、疲れやすさや不調につながります。

靴が体に与える影響
日常的に履いている靴も、足の使い方に大きく関係します。クッションが強すぎる靴は、衝撃を和らげる反面、足本来の感覚を鈍らせることがあります。
足裏の感覚が薄れると、地面を捉える力が弱くなり、姿勢が不安定になります。これは運動中だけでなく、普段の立ち姿勢や歩き方にも影響します。
下半身が変わらない理由
下半身のトレーニングをしているのに、太ももばかり張ってしまう。お尻に効いている感覚がない。こうしたケースでは、足で地面をうまく踏めていないことが多くあります。
足が安定すると、力は自然とお尻や体幹へ伝わります。逆に、足元が不安定なままだと、太ももや腰が代わりに頑張りすぎてしまいます。
パーソナルジムで足を見る理由
パーソナルジムでは、トレーニングを始める前に、立ち方や足裏の荷重を確認することがあります。どこで支えているのか、左右差はないか。ここを整えるだけで、同じ種目でも効き方が変わります。
「軽い負荷なのに効く」
この感覚は、足元が安定している証拠です。
日常生活こそ、足を意識する場面
足は、トレーニング中だけでなく、日常生活で最も使われています。立っているときに、足裏全体で床を感じられているか。歩くときに、蹴り出しが偏っていないか。
ほんの少し意識を向けるだけで、体の安定感は変わります。これは、特別な時間を取らずにできる、体づくりの一部です。
足が整うと、全身がラクになる
足元が安定すると、姿勢を保つための無駄な力が減ります。その結果、肩や腰の負担が軽くなり、疲れにくさを感じるようになります。
体型も同様で、下から支えられることで、ラインが整いやすくなります。足は小さな部位ですが、その影響は全身に及びます。
体を変えたいなら、まず足から
体を変えようとすると、つい目立つ部分ばかりに意識が向きます。しかし、見えない土台が整ってこそ、その努力は形になります。
足元は、体づくりの出発点です。
もし今、伸び悩みを感じているなら、一度、足に目を向けてみてください。体は、下から順番に、静かに変わっていきます。
執筆者:大和市パーソナルジムT-PLUS
トレーナー吉田
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